鹿野高台は龍田の北側にある高台で、標高約350メートル。その特殊な地理的条件により、東部地域の優れた自然空域アクティビティ会場となっています。熱気球エリアは鹿野高台の中央に位置し、国際熱気球フェスティバルは毎年6月から8月頃に開催されます。熱気球イベントがない時期は、グラススキーの人気スポットとなっています。
国際ランドマークは台東海浜公園に位置し、園内には人文テーマ遊歩道、劇場、広場、湧水スポット、パブリックアートがあります。「人」を主体とした空間で、広大な太平洋と呼応するデザインとなっています。訪れる人々は波の音を聞き、海を眺め、海の雰囲気を感じることができます。朝には国際ランドマークとともに日の出を迎え、活力ある一日の始まりを体験できます。ここは芸術パフォーマンスの絶好の舞台でもあり、音楽と波の音が織りなす感動的なハーモニーの中、観客は音楽に合わせて体を揺らし、国境のない音楽の自由な雰囲気を共に楽しむことができます。
台東森林公園内には自転車道が整備され、モクマオウの林を抜けて三つの湖をつないでいます。三つの湖とは、地下湧水でできた「琵琶湖」、元々は沼地湿地だった「サギ湖」、そして各種水上競技やトライアスロン大会が開催できる人工の「活水湖」です。これらの湖とモクマオウの林が河口の海浜湿地生態系を形成し、多様な生物種が生息しています。
金樽レクリエーションエリアは台11号線道路沿いに位置し、展望台からは海岸の全景、金樽漁港、白砂湾ビーチ、金樽付近の渓谷を一望できます。台湾で唯一形成途中のトンボロ（陸繋島）で、ワイングラスに似ていることから「金樽」と名付けられました。また、形が船のいかりに似ていることから「錨島」または「錨状礁」とも呼ばれています。金樽には3キロメートルに及ぶきめ細かな砂浜があり、海岸地形と強い波のパワーから、近年は台湾国際サーフィンオープン大会の会場となり、国際的な舞台に登場しています。
